「茶療茶」の上手な飲み方
衛生面への気配りが、「茶療茶」を美味しく、ファイトケミカルを有効に摂取できるコツ!
より多くのファイトケミカルを抽出するために、茶細胞の細胞壁とファイトケミカル酸化酵素の破壊を引き起こすように、
必ず沸騰直後のお湯を使用してください。
また、空気中の酸素や雑菌との接触により、ファイトケミカルが酸化、変性・変質、腐敗の進行、味の低下などが生じることから、
茶療茶を淹れた後は、できるだけ保温できる容器に移して密閉することが重要です。
通常、お茶の温度が35℃以下まで下がってくると、お茶自体は非常に雑菌が繁殖しやすい状態になります。
また、直接容器からお茶を飲むと、容器に口内雑菌が付着や混入してしまい、より雑菌が繁殖してしまいます。
茶療茶を飲む時は、一回飲む分量だけを保温瓶から別のコップに移して飲み切るようにしましょう。
少し面倒かもしれませんが、ちょっとした衛生面への気配りが、
茶療茶を美味しく、またファイトケミカルを簡単かつ有効に摂取できるコツなのです。
冷たい「茶療茶」の飲み方
熱湯で淹れた茶療茶の粗熱を取った後、冷蔵庫に入れて冷やして召し上がると、
ファイトケミカルの効果を損なうことなく茶療茶を美味しくいただけます。
ただし、水出しの場合は茶細胞の細胞壁が壊れにくく、
ファイトケミカルの抽出率が極端に下がると思われますのでお勧めできません。